英語の勉強、続けてるけど使う場所がない人へ

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英語の勉強は続けている。

アプリで単語を覚えたり、ポッドキャストを聞いたり、たまに参考書を開いたり。

でも、その英語を「使った」のはいつが最後ですか?

使う場所がない。

これが、英語を続けている人の一番の悩みかもしれません。

会社で英語を使う機会はない。

海外旅行も年に1回あるかどうか。

勉強は続けているのに、使う先がない。

実は、使う場所は「見つける」ものではなく「作る」ものです。

しかも、思っているよりずっと簡単に。

この記事では、英語の「使い道」を自分で作る方法についてお話しします。

特別なスキルも、大きな覚悟も必要ありません。

「使う場所がない」の正体

英語を使う場所がないと感じるのは、「使う=仕事で使う」「使う=外国人と会話する」と思っているからかもしれません。

でも、英語を「使う」にはもっと手軽な方法があります。

英語で自分の考えを書いて、ネット上に置く。

これだけで、英語を「使った」ことになります。

「それって発信ってこと?」と思うかもしれません。

その通りです。

ただし、ここで言う発信は、インフルエンサーのようにフォロワーを集めることではありません。

自分が書いた英語を、誰かが読める場所に置くこと。

それだけです。

ブログに載せる。

SNSに投稿する。

noteに書く。

やることはシンプルです。

でも、この「外に出す」という一歩が、英語との関係をまったく変えてしまうんです。

外に出した瞬間、英語の質が変わる

自分のためだけに書いているときは、多少あいまいでも気にならない。

でも、「誰かが読むかもしれない」と思った瞬間に、意識が変わります。

「この表現で伝わるかな」

「この順番で読みやすいかな」

「そもそも、これは読む価値があるだろうか」。

この緊張感が、英語力を一段引き上げてくれるんです。

英語を勉強しているとき、使っている表現はテキストの借り物です。

「教科書ではこう書いてあるから、こう書く」。

間違いではないけれど、自分の言葉ではない。

でも、自分の経験を英語で書こうとすると、テキストに載っていない表現が必要になる。

「日本のPTAの会議って英語でどう説明するんだろう」

「この微妙なニュアンス、英語でどう伝えればいいんだろう」。

この「自分が言いたいこと」と「英語の表現」を必死にすり合わせるプロセスが、英語を自分のものにしてくれます。

単語帳で覚えた単語は忘れます。

でも、自分の文章の中で悩んで選んだ単語は忘れません。

外に出すことは、英語を「知っている言語」から「使っている言語」に変える最も確実な方法です。

反応が返ってくると、勉強の意味が変わる

外に出し続けていると、いつか必ず反応が返ってきます。

ブログにコメントがつく。

SNSで「いいね」がつく。

「面白かった」と言ってもらえる。

あるいは、「もっとこういう話が読みたい」とリクエストが来る。

これは、英語を勉強しているだけでは得られない体験です。

テストの点数は自分の実力を測るものでしかない。

でも、誰かからの反応は「あなたの言葉が届いた」という証拠です。

この感覚を一度味わうと、英語に対するモチベーションの質が変わります。

「点数を上げるための勉強」から、「届けたい人に届けるための練習」に変わるんです。

最初の反応は小さいかもしれません。

「いいね」が1個つくだけかもしれない。

でも、その1個は、あなたの英語が世界の誰かに届いたという事実です。

これが「使う場所がない」の答えです。

使う場所は、自分で作れる。

そしてその場所で反応が返ってきたとき、勉強を続けてきた時間の意味が変わるんです。

「勉強している人」と「発信している人」の差

英語を外に出し続けると、周りからの見え方も変わってきます。

「英語を勉強している人」と「英語で何かを発信している人」では、印象がまったく違います。

たとえ英語力が同じレベルだとしても、実際にアウトプットを出している人のほうが「英語ができる人」として認識される。

ブログに5本の記事がある。

Medium(海外で広く使われているブログサービス)にプロフィールがある。

SNSに英語の投稿が並んでいる。

それだけで、「この人は英語で何かをしている人だ」という認知が生まれます。

この認知が、次のチャンスに繋がります。

「英語でコンテンツを書ける人を探しているんだけど」

「うちのメディアで日本のことを書いてみない?」

こういう声は、勉強しているだけの人には来ません。

発信している人のところに来るんです。

怖くて当たり前。でも、最初は誰にも見られていない

ここまで読んで、「やってみたい気持ちはあるけど怖い」と感じている人もいると思います。

当たり前です。

自分の英語を世に出すのは怖い。

間違いを指摘されるかもしれない。

誰にも読まれないかもしれない。

下手な英語を晒して恥ずかしい思いをするかもしれない。

でも、一つ知っておいてほしいことがあります。

最初の投稿は、ほとんど誰にも読まれません。

これは突き放しているのではなく、事実です。

始めたばかりのブログやSNSアカウントにアクセスが殺到することはまずない。

だから、最初の数本は「練習」だと思って出してしまえばいい。

誰にも見られていない間に、発信の筋力をつけることができるんです。

怖いのは最初の1本だけです。

2本目からは驚くほど楽になる。

そして5本目まで書いたとき、発信していなかった頃の自分にはもう戻れなくなっているはずです。

まずは1本、外に出してみる

始め方はシンプルです。

あなたが「これについては人よりちょっと詳しい」と思えること。

仕事のこと、趣味のこと、日本での暮らしのこと。

何でもいい。

それを英語で短い文章にしてみてください。

3行でも5行でもいい。

そしてそれを、instaでもnoteでもMediumでも、どこかに公開する。

大事なのは、完成度ではありません。

「外に出した」という事実です。

その1本が、あなたを「英語を勉強している人」から「英語を使っている人」に変えます。

そして「使っている人」になったとき、その先に見えてくる道があります。

自分の経験を英語で形にし、誰かの役に立つ形で届ける。

それが、英語コラムライターという道です。

選ばれた特別な人だけの仕事ではありません。

発信を始めた人が、自然にたどり着く次のステップです。

次の記事では、英語コラムライターという仕事の具体的な内容と、収入を得るまでの現実的な道筋についてお伝えします。

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