英語コラムを書こうとして、こんな経験をしたことはありませんか。
日本語では言いたいことがある。頭の中にイメージもある。でも英語にしようとすると、なぜか薄くなってしまう。伝えたかったことの半分も、英語に乗っていない気がする。
これは英語力の問題ではありません。
日本語で書く力が、英語コラムの質を直接決めています。日本語で言語化できていないものは、英語にしてもやはり言語化できていないものになります。逆に、日本語でしっかり言語化できているものは、英語に変換するだけでいい。
英語にする前に、日本語で考えているか
英語コラムを書くとき、多くの人がいきなり英語で書こうとします。
「English is…」「In Japan, we…」と英語から入ろうとして、言葉が出てこなくなる。英語の語彙や文法が足りないのではなく、そもそも「何を書くか」が日本語でも言語化されていないことがほとんどです。
長年英語を教えてきた現場で見ていると、英語コラムがうまく書けない人のほとんどは、英語力の前に日本語の言語化で詰まっています。「なんとなくこういうことを書きたい」という段階で英語にしようとするから、英語も「なんとなく」になってしまう。
英語にする前に、日本語で考える。この順番を守るだけで、英語コラムの質は変わります。
「なんとなく」を日本語で掘り下げる
日本語で書く力とは、「なんとなく」を言葉にする力です。
たとえば「日本のコンビニって面白いよな」という感覚があるとします。
これをそのまま英語にしようとすると「Japanese convenience stores are interesting.」という薄い一文になってしまいます。
でも日本語で掘り下げると、こうなります。「なぜ面白いのか」→「24時間開いていて、どんな時間でも完璧に機能している」→「それって誰がどうやって維持しているんだろう」→「深夜に棚を整えているスタッフがいる」→「その人たちの存在が、日本の『当たり前』を支えている」。
ここまで日本語で言語化できると、英語コラムの骨格が見えてきます。
Japanese convenience stores never sleep. At 3 a.m., someone is still stacking shelves, restocking sandwiches, making sure everything is exactly where it should be. We walk in, take what we need, and walk out—without thinking twice about who keeps this perfect system running.
日本語で掘り下げた深さが、そのまま英語の深さになります。
日本語の文章力を鍛えることが、英語コラムへの近道
「英語コラムを書きたいなら、日本語の文章力を上げる」。
これは遠回りのように聞こえますが、実は最短ルートです。
日本語で自分の考えを整理する力、日本語で読者を引き込む文章を書く力、日本語で一つのテーマを深く掘り下げる力。これらは、言語を超えて使えるスキルです。
日本語でうまく書けない人が、英語でうまく書けるようになることはありません。でも日本語でうまく書けるようになった人が英語でも書けるようになることは、たくさんあります。
日本語で日記を書く。日本語でコラムを書く。日本語で「なぜそう思うのか」を掘り下げる。この習慣が、英語コラムの土台を作っていきます。
日本語と英語、両方で書く人が強い
英語コラムライターとして活動している人たちを見ていると、日本語でもよく書いている人が多い。
日本語でnoteやブログを書いている。日本語で日記をつけている。日本語で自分の考えをまとめる習慣がある。
これは偶然ではありません。日本語で書くことで言語化力が鍛えられ、その力が英語コラムに直結しているからです。
日本語で書く力と英語で書く力は、別々のものではありません。言語化という共通の土台の上に、それぞれの言語が乗っています。土台が強ければ、どちらの言語でも書けるようになっていきます。
まとめ
英語コラムの質は、英語力よりも日本語で書く力で決まります。
英語にする前に、日本語で考える。「なんとなく」を日本語で掘り下げる。日本語の文章力を鍛えることが、英語コラムへの最短ルートです。
日本語で言語化できたものが、英語で届く言葉になります。
英語で書いて世界に届けたいという方は、Write Up Labの養成講座をのぞいてみてください。