「英語を仕事にしたい」と思ったとき、真っ先に浮かぶのは翻訳、通訳、英語講師あたりではないでしょうか。
でも、英語を使う仕事は、実はもっとたくさんあります。しかも、未経験から始められるものも少なくない。
この記事では、英語を使う仕事を30個紹介します。「こんな仕事もあるんだ」という発見があるはずです。自分の経験やライフスタイルに合うものを探してみてください。
- 話す力を活かす仕事
- 書く力を活かす仕事
- 翻訳・ローカライズの仕事
- 教育・コーチングの仕事
- その他・ニッチな仕事
- どこから始めればいいか
- 1. 英語ブログ・コラム執筆
- 2. 越境ECの商品説明文ライティング
- 3. 英語のSNS運用代行
- 4. オンライン英語チューター
- 5. 英文添削・校正
- 6. 海外クラウドソーシングでのリサーチ業務
- 7. 英語の書き起こし(トランスクリプション)
- 8. 英語での手紙・メール代筆
- 9. 英語の要約・リサーチレポート作成
- 10. 日本文化紹介のポッドキャスト・YouTube
- まず1つ選んで、今週中に始めてみる
- 続かない人の共通点1:ゴールがぼんやりしている
- 続かない人の共通点2:いきなり難しいことをやる
- 続かない人の共通点3:毎日の学習時間が長すぎる
- 続かない人の共通点4:一人で頑張ろうとする
- 続かない人の共通点5:成果の測り方を間違えている
- まとめ|続く人は「仕組み」を持っている
話す力を活かす仕事
- 英会話講師(オンライン・対面)
- 通訳(会議通訳・逐次通訳)
- 通訳案内士(インバウンド観光ガイド)
- 外資系企業の営業
- 海外顧客のカスタマーサポート
- 国際会議のコーディネーター
- ホテルのフロント(外国人対応)
話す仕事は即効性がある反面、瞬発力が求められます。通訳や講師は専門性が高く、参入にはそれなりの英語力と経験が必要。一方でカスタマーサポートやホテルのフロントは、定型的なやり取りが多いので未経験でも始めやすい分野です。
書く力を活かす仕事
- 英語コラムライター(海外向けWebメディア)
- 英文コピーライター(広告・マーケティング)
- 英語ブロガー(個人メディア運営)
- 越境ECの商品説明ライター
- 英語のSNS運用代行
- 英語のメールマガジン作成
- 企業の英語コンテンツ制作
書く仕事は、40代50代に最も相性がいい分野です。推敲する時間があるので、会話のような瞬発力は不要。経験や視点の深さがそのまま強みになります。特に8、10、11、12は未経験からでも始められます。
翻訳・ローカライズの仕事
- 実務翻訳(契約書・マニュアル)
- 映像字幕翻訳
- Webサイトの翻訳・ローカライズ
- アプリやゲームの翻訳
- 特許翻訳
- 医療・薬事翻訳
翻訳は専門性が高いほど単価が上がります。15、19、20は専門知識が必須ですが、17、18は比較的入りやすい。ただし、AI翻訳の進化により、単純な翻訳の需要は減少傾向にあります。「ただ訳す」のではなく、文化的なニュアンスを調整できるローカライズのスキルが今後は重要です。
教育・コーチングの仕事
- 子ども向け英語教室の運営
- 企業向け英語研修トレーナー
- 英語学習コーチ(個人向け)
- 英語教材の作成・監修
教える仕事は「英語力+教える技術」が必要。特に22、23は企業やビジネスパーソンが相手なので、社会人経験が強みになります。40代50代のビジネス経験がある人が教えると、説得力が違います。
その他・ニッチな仕事
- 海外クラウドソーシングでのリサーチ業務
- 英語での書類作成代行(ビザ申請、海外進学書類など)
- インバウンド向け体験プログラムのガイド
- 英語でのインタビュー・取材代行
- 海外向けYouTubeチャンネルの企画・運営
- 日本文化を英語で紹介するポッドキャスト
25〜30は、まだ競争が少ないニッチな分野です。特に29、30は「日本に住んでいる日本人」というだけで差別化できる。英語力より「何を伝えるか」が問われる仕事なので、人生経験が豊富な40代50代に向いています。
どこから始めればいいか
30個並べましたが、全部を検討する必要はありません。選ぶ基準はシンプルです。
今の生活スタイルに合うか。在宅がいいのか、対面がいいのか。フルタイムか、副業か。
自分の経験と掛け合わせられるか。営業経験があるなら4、経理なら外資系のバックオフィス、子育て経験なら10や21。
始めるハードルが低いか。いきなり15や19はハードルが高い。まずは10、11、12あたりから始めて、実績を積む。
一つ言えることは、「英語の仕事=翻訳か講師」という思い込みを外すだけで、選択肢は一気に広がるということ。この30個の中に、あなたの経験と英語を掛け合わせてぴったりくるものが、きっとあります。
英語でできる副業10選|在宅で始められる仕事
「英語で副業を始めたい。でも、何ができるかわからない」
本業を辞めるつもりはない。でも、英語が好きで、それを少しでも収入に変えられたら嬉しい。そう思っている人は多いはずです。
この記事では、在宅で、本業を続けながら始められる英語の副業を10個紹介します。必要な英語力の目安と、始め方も合わせてお伝えします。
1. 英語ブログ・コラム執筆
必要な英語力:中級〜(TOEIC600点程度から)
始め方:MediumやWordPressでブログを開設し、日本の文化や暮らしについて英語で書く。
収入の目安:最初は無収入。記事が10〜20本溜まると、メディアへの寄稿や企業案件に繋がる可能性あり。1本3,000〜10,000円。
最もハードルが低く、最も積み上がる副業です。パソコンがあれば今日から始められる。最初は収入ゼロですが、記事が資産として残り続ける。
2. 越境ECの商品説明文ライティング
必要な英語力:中級〜
始め方:クラウドソーシング(ランサーズ、クラウドワークス)で「英語 商品説明」で検索。
収入の目安:1商品500〜2,000円。慣れれば1時間で2〜3商品書ける。
日本の商品を海外に売りたい企業は増えています。商品の魅力を英語で伝えるだけの仕事。専門知識は不要で、日本の消費者目線がそのまま強みになります。
3. 英語のSNS運用代行
必要な英語力:中級〜
始め方:インバウンド対応をしたい飲食店や宿泊施設に直接提案、またはクラウドソーシング。
収入の目安:月5,000〜30,000円(1アカウント)。
インスタやFacebookの英語投稿を代行する仕事。投稿文を英語で書き、ハッシュタグを英語で設定する。1日15分程度の作業でできる場合もあります。
4. オンライン英語チューター
必要な英語力:中上級〜(TOEIC800点程度)
始め方:iTalki、Preplyなどのプラットフォームに登録。
収入の目安:1時間1,000〜3,000円。
英語を学びたい海外の人に、日本語話者として日本語を教えつつ英語でやり取りするパターンも。「英語を教える」だけでなく、「日本語を教える(英語で)」という選択肢もあります。
5. 英文添削・校正
必要な英語力:上級〜
始め方:クラウドソーシング、または英文添削サービス(Gengo等)に登録。
収入の目安:1件500〜3,000円。
日本人が書いた英文を添削する仕事。ネイティブチェックの前段階として需要があります。文法力に自信がある人向け。
6. 海外クラウドソーシングでのリサーチ業務
必要な英語力:中級〜
始め方:Upwork、Fiverrに登録。「Japanese researcher」で案件を探す。
収入の目安:1件2,000〜10,000円。
海外の企業が「日本市場について調べてほしい」という案件を出しています。日本語のサイトを読んで英語で要約する、競合調査をするなど。日本に住んでいること自体が価値になる仕事です。
7. 英語の書き起こし(トランスクリプション)
必要な英語力:中上級〜(リスニング力重視)
始め方:Rev、TranscribeMeなどに登録。
収入の目安:1時間の音声につき3,000〜8,000円。
英語の音声を聞いてテキストに起こす仕事。AI文字起こしの精度が上がっているため、単純な書き起こしは減少傾向。ただし、専門用語が多い分野(医療、法律)ではまだ人間の需要があります。
8. 英語での手紙・メール代筆
必要な英語力:中級〜
始め方:ココナラ、クラウドソーシングでサービスを出品。
収入の目安:1通1,000〜5,000円。
海外の取引先への英語メール、海外の学校への問い合わせ文、お礼状の英語版など。「英語でメールを書いてほしい」というニーズは個人にも企業にもあります。
9. 英語の要約・リサーチレポート作成
必要な英語力:中上級〜
始め方:クラウドソーシング、またはビジネスマッチングサイト。
収入の目安:1レポート5,000〜20,000円。
海外のニュース、論文、レポートを読んで日本語で要約する。逆に、日本の情報を英語でまとめる。「英語が読める」と「日本の事情に詳しい」の掛け算が価値になります。
10. 日本文化紹介のポッドキャスト・YouTube
必要な英語力:中級〜
始め方:スマホ1台で録音・撮影可能。Anchor(Spotify for Podcasters)でポッドキャスト配信。
収入の目安:最初は無収入。リスナー・チャンネル登録が増えれば広告収入や企業案件。
声や映像で日本の文化を英語で紹介する。台本を書いてから話せばいいので、スピーキングに自信がなくても大丈夫。続けることでファンがつき、他の仕事に繋がることも多い。
まず1つ選んで、今週中に始めてみる
10個紹介しましたが、考えすぎると動けなくなります。
おすすめは、「一番ハードルが低いもの」から始めること。迷ったら1番の英語ブログです。お金もかからないし、失敗してもリスクがない。そして書いた記事は消えない資産になる。
完璧な準備はいりません。今週中に1つ選んで、アカウントを作るところまでやってみてください。「始めた」という事実が、次のステップへの一番の推進力になります。
英語が続かない人の共通点|挫折しない人との決定的な違い
英語の勉強を始めては、やめる。また始めて、また止まる。
この繰り返しを、何回やりましたか。3回? 5回? もう数えたくないくらい?
「今度こそ」と思って教材を買い、最初の1週間は頑張る。2週間目で少しサボり始め、1か月後には教材が棚の上で埃をかぶっている。
自分には根性がないのかもしれない。英語の才能がないのかもしれない。そう思いたくなる気持ちはわかります。
でも、英語が続かない原因は、根性でも才能でもありません。「続かない構造」の中で頑張ろうとしているからです。
この記事では、英語が続かない人に共通するパターンと、挫折しない人が無意識にやっていることの違いをお伝えします。
続かない人の共通点1:ゴールがぼんやりしている
「英語ができるようになりたい」。これがゴールだと、続きません。
なぜか。「できるようになった」の基準がないからです。いつまで経っても「まだできていない」と感じ続ける。終わりのないマラソンを走っているようなもので、疲れて当然です。
挫折しない人は、ゴールが具体的です。「3か月後に、英語で自己紹介を1分間話せるようにする」「半年後に、英語のブログ記事を5本書く」。小さくていいから、達成したかどうかが明確にわかるゴールを置いている。
ゴールが見えると、今日やるべきことが見える。今日やるべきことが見えると、迷わない。迷わないから続く。
続かない人の共通点2:いきなり難しいことをやる
意気込んで始める人ほど、最初から難しい教材を選びます。「どうせやるなら本格的に」と、上級者向けの参考書を買ったり、いきなりCNNニュースを聞こうとしたりする。
結果、「全然わからない」で挫折。
挫折しない人は、「簡単すぎるかな」と思うレベルから始めています。中学英語の復習、簡単な絵本、子ども向けのポッドキャスト。「これなら楽勝」と思えるレベル。
なぜこれが効くかというと、「できた」という感覚が続くからです。人間は「できた」を感じるとドーパミンが出て、もっとやりたくなる。最初の1か月を「できた」の連続で乗り切れたら、もう習慣になっています。
続かない人の共通点3:毎日の学習時間が長すぎる
「毎日1時間やるぞ」と決めて、3日で挫折する。これは最も多いパターンです。
1時間は長い。仕事から帰って、家事をして、やっと座れた夜の1時間は、貴重な休息の時間です。それを英語に充てるのは、よほどの動機がないと続かない。
挫折しない人は、15分しかやっていません。15分でいい、と最初に決めている。
15分なら、通勤中にできる。昼休みにできる。寝る前にできる。「15分だけ」と思えば始められるし、始めてしまえば20分、30分と続くことも多い。でも最低ラインは15分。これを死守する。
大事なのは「1日の量」ではなく「途切れないこと」です。1日1時間を週3回やるより、1日15分を毎日やるほうが、圧倒的に力がつきます。
続かない人の共通点4:一人で頑張ろうとする
英語の勉強は孤独です。一人で教材に向き合い、一人で音読し、一人で単語を覚える。最初はやる気があるけど、反応がない、褒めてもらえない、成長を実感できない。そのうちモチベーションが枯れていく。
挫折しない人は、どこかで「人との接点」を持っています。オンライン英会話で先生と話す。SNSで英語学習仲間と繋がる。英語の記事を投稿して、誰かの反応をもらう。
人との接点があると、「見てくれている人がいる」という意識が生まれます。これが、一人では生み出せないモチベーションの燃料になる。
続かない人の共通点5:成果の測り方を間違えている
「3か月勉強したのに、全然話せるようになっていない」。こう感じて挫折する人は多い。
でも、3か月で「話せる」ようになることは、そもそも無理です。言語の習得にはもっと時間がかかる。この期待値のズレが、挫折を生んでいます。
挫折しない人は、成果の測り方が違います。「3か月前の自分と比べて、何が変わったか」で測っている。
「前は読めなかったニュースが、少し読めるようになった」「知らなかった表現を10個覚えた」「英語で3行書けるようになった」。小さくても、確実に前に進んでいる。
この「小さな変化」に気づける人は、続きます。3か月で話せるようにはならなくても、3か月前にはなかった力が確実についている。それを自分で認められるかどうかが、分かれ道です。
まとめ|続く人は「仕組み」を持っている
英語が続く人と続かない人の違いは、才能でも根性でもありません。
続く人は、ゴールが具体的で、レベルが適切で、時間が短く、人との接点があり、成果の測り方を知っている。つまり、「続く仕組み」を作っている。
仕組みは、今日から作れます。ゴールを一つ決める。教材のレベルを下げる。15分だけやる。誰かと繋がる。3か月前の自分と比べる。
どれか一つだけでもいい。今日変えてみてください。それだけで、次の挫折を防げるかもしれません。