英語ライターの仕事の取り方|最初の1件を獲るまでにやること

2026.03.30
Columns

記事は書いた。

10本、20本と溜まってきた。

でも、仕事が来ない。

「書けば仕事が来る」と聞いていたのに、来ない。

ブログのアクセスは相変わらず少ないし、問い合わせフォームに連絡が入ることもない。

そうなんです。現実は、待っていても仕事は来ないんです。

最初の1件は、自分から取りに行く必要がある。

特別なコネは必要ありません。

ポートフォリオと、少しの行動力があれば動けます。

まず確認:ポートフォリオはあるか

仕事を取りに行く前に、最低限の準備があるかどうか。

英語で書いた記事が5本以上、ネット上に公開されていること。

これがポートフォリオです。

ブログでもMediumでもnoteでもいい。

「私はこういうものが書けます」を見せられる状態になっているか。

これがないまま応募しても、相手は判断できません。

「英語で書けます」という自己申告だけでは、誰も仕事を頼まない。

でも、記事が5本並んでいれば、相手は読んで判断できる。

ポートフォリオがまだない人は、まずそこから。

仕事を探すのは、5本書いてからで十分です。

仕事の取り方①:クラウドソーシングで探す

一番手軽な入口です。

ランサーズ、クラウドワークス、ココナラ。

日本のクラウドソーシングサイトには、英語コンテンツ関連の案件が出ています。

「英語 ライティング」「英語 記事」「英語 翻訳」で検索してみてください。

海外のプラットフォームなら、UpworkやFiverr。

こちらは英語で応募する必要がありますが、「Japanese writer」「Japan culture content」で案件を探すと、日本在住の日本人を求めている案件が見つかることがあります。

最初は単価が低い案件でもいい。

1本3,000円でも5,000円でもいい。

目的は「納品した実績を作ること」です。

1件納品すると、プロフィールに「実績あり」と書ける。

実績がゼロの人と1件ある人では、次の案件の通りやすさがまったく違います。

ただし注意点。

クラウドソーシングは手数料が引かれます。

そして、低単価の案件ばかりやっていると消耗する。

ここは「最初の実績を作る場所」と割り切って、いつまでもここにいないようにしてください。

仕事の取り方②:メディアに直接応募する

英語で日本のことを書いているメディアは、実はたくさんあります。

そして、「ライター募集」のページを持っているところも少なくない。

Savvy Tokyo、GaijinPot、Tokyo Weekender、Japan Today。

こうしたメディアは、日本在住のライターからの寄稿を受け付けています。

やることはシンプル。

メディアのサイトで「Write for us」「Contribute」「Submission guidelines」を探す。

そこに書いてある手順に従って、自分のポートフォリオと一緒に応募する。

落ちることもあります。

というか、最初は落ちることのほうが多い。

でも、5つ応募して1つ通ればいいくらいの気持ちで。

採用されると、そのメディアの名前があなたの実績に加わります。

「Savvy Tokyoに寄稿しました」と言えるだけで、次の仕事が取りやすくなる。

名前のあるメディアに1本載ることの価値は、個人ブログに10本書くことより大きい場合もあります。

仕事の取り方③:SNSで見つけてもらう

自分から探すのではなく、見つけてもらう方法もあります。

インスタやX(旧Twitter)で、英語コラムの一部を投稿する。

ブログ記事のリンクを定期的にシェアする。

「日本の○○について英語で書いています」とプロフィールに書いておく。

これだけで、「英語で日本のことを書ける人を探している」企業やメディアの担当者の目に留まることがあります。

すぐには来ません。

でも、発信を続けていると、ある日突然DMが届く。

「うちのサイトで書いてみませんか」「この記事を読んで連絡しました」。

こういう仕事は、クラウドソーシングの案件より単価が高いことが多い。

相手があなたの記事を読んで、「この人に書いてほしい」と思って連絡してきているから。

指名の仕事は、単価交渉もしやすい。

仕事の取り方④:身近なところから始める

意外と見落とされがちなのが、自分の周りにある仕事です。

知り合いの会社で、英語のホームページを作りたいと思っている人はいませんか。

海外からの観光客向けにメニューや案内を英語にしたい飲食店はありませんか。

インバウンド対応を考えている地元の宿泊施設は?

「英語で記事が書ける」と周りに言っておくだけで、「じゃあうちの英語のページ、見てもらえない?」と声がかかることがある。

これはコラムの仕事ではないかもしれません。

でも、「英語で書いて納品した」という実績になる。

そして何より、「私は英語で仕事ができる人だ」という自覚が生まれる。

仕事の取り方⑤:自分で仕事を作る

誰かに仕事をもらうのではなく、自分で作るという選択肢もあります。

SubstackやMediumの有料記事機能を使って、自分のニュースレターを始める。

読者が増えれば、月額購読で収入が入る。

英語圏では、1,000人の有料購読者がいれば、それだけで生活できるレベルの収入になるケースもあります。

もちろん、いきなり1,000人は無理です。

でも、無料で公開している記事がポートフォリオとして機能して、少しずつファンがつく。

10人、50人、100人。

時間はかかるけど、誰かに依存しない収入源になる。

あるいは、自分のブログに広告を載せる。

アフィリエイトと組み合わせる。

日本の商品を英語でレビューして、海外からのアクセスで収益を得る。

「仕事をもらう」のではなく「仕事を作る」。

この発想に切り替わると、可能性が一気に広がります。

最初の1件が一番重い

5つの方法を紹介しましたが、どれを選んでもいい。

大事なのは「最初の1件」を取ること。

最初の1件が一番気が重い。

応募するのも怖いし、断られるかもしれないし、納品できるか不安だし。

全部わかります。

でも1件終わると、不思議なくらい肩の力が抜けます。

「あ、できたわ」って。

大したことじゃなかったな、って。

2件目は1件目の半分の恐怖で済むし、3件目にはもう慣れてる。

「ハードル高いな…」と思った人へ

ここまで読んで、「やること多いな…」「自分には無理かも」と思った人もいると思います。

全部一人でやる必要はありません。

ポートフォリオの作り方、応募の仕方、メディアの選び方。

わからないことだらけで当然です。

誰だって最初はそうだった。

もし「やってみたいけど、何から手をつければ…」と感じたなら、次の記事を読んでみてください。

英語ライティングの経験がゼロの人が、月5万円を稼ぐところまでにやることを、もっと細かく、もっと丁寧に、時系列で分解しています。


未経験から英語コラムライターとして月5万円稼ぐロードマップ

それでも「一人では難しい」と感じたら

それも正直な気持ちだと思います。

英語コラムライターには、独学で始める道もあれば、学べる環境に身を置く道もあります。

仲間がいる場所で、フィードバックをもらいながら書くほうが、一人で手探りするより圧倒的に早い。

全部一人で抱え込む必要はない。

そういう場所があるということだけ、頭の片隅に置いておいてもらえたら。

まとめ

実際、英語ライターの仕事は、ご存知の通り、待っていても来ません。

でもこの記事を読んだ人の9割は、たぶん何もしない。

「なるほどね」と思って、画面を閉じる。

来週には忘れてる。

残りの1割が、今日か明日のうちに一つだけ動きます。

クラウドソーシングに登録する。

メディアの「Write for us」ページを開いてみる。

SNSのプロフィールを書き直す。

どれでもいい。

0→1を達成できる人は、いきなり大きなことをやった人ではありません。

小さな一歩を、「今日」やった人です。

明日でもなく、来週でもなく、今日。

この記事を閉じる前に、一つだけ決めてみてください。

「今週、これをやる」を一つ。

それだけで、あなたは9割の側から1割の側に移っています。

関連記事

目次