「英語で月5万円稼ぎたい」
副業として、まずはこのくらいから始めたい。でも何から手をつければいいのか、さっぱりわからない。
英語は好き。勉強は続けてきた。
でも、英語で何かを書いてお金をもらった経験はゼロ。そもそも英語で文章を書いたことすら、ほとんどない。
「英語で3行書く」ところから、月5万円まで。月単位で分解しました。地味です。でも迷わないはず。
「英語のライティングはAIに奪われるんじゃないの?」と思った人もいるかもしれません。
実際、単純な翻訳や情報まとめの仕事はAIに置き換わっています。
でも逆に、「日本に住んでいる人にしか書けないリアルな記事」の単価は上がっている。
あなたが今朝コンビニで見た光景や、PTAの会議で感じたことは、AIには書けません。
まず、月5万円の中身を知っておく
月5万円って、具体的にどういう構成なのか。1本5,000円の記事を月に10本。計算上は5万円。
でも月10本はけっこうなペース。
1本10,000円の記事を月に5本。もう少し現実的です。
1本20,000〜30,000円の記事を月に2本。ここまで来るとかなり良いです。
最初は「安い案件をたくさん」で始めて、徐々に「高い案件を少なく」にシフトしていく。
月5万円への道は、この単価の上げ方にかかっています。
Month 1:英語で3行書くことから始める
いきなり「500語の記事を書いてください」と言われても、書けないですよね。
最初の1か月は、もっと手前から始めます。英語で3行、何かを書いてみましょう。
今日食べたもの、最近思ったこと、好きな場所のこと。何でもいい。ノートでもスマホのメモでもいい。
3行書けたら、次の日は5行。その次は10行。
内容のクオリティは気にしない。文法も気にしない。
「英語で自分の考えを文字にする」という行為に慣れることが目的です。
「文法が合ってるかわからない」→ 大丈夫です。
Grammarly(無料の文法チェックツール)をインストールしてください。
書いた英語をコピペするだけで、基本的な間違いを指摘してくれます。最初はこれで十分。
1か月目の後半には、300語くらいの短い文章が書けるようになっているはずです。
300語は、日本語で言えば原稿用紙1枚分。
これが書ければ、もう「英語で書ける人」の仲間入りです。
Month 2:記事を5本公開する
2か月目は、書いたものを「外に出す」練習です。noteでもMediumでもいい。
アカウントを作って、500〜800語の記事を5本書いて公開する。
テーマの選び方や書く場所は「グローバルエッセイストになるには?」の記事に詳しく書いたので、ここでは省きます。
ここで大事なのは「公開する」こと。下書きのまま寝かせない。完璧じゃなくても出す。
「こんなレベルで出していいのかな」と思うはず。いいんです。
最初の5本は練習です。プロの原稿じゃない。
「私は英語で書いて、公開できる人です」という事実を作ることが目的です。
誰にも読まれません。
アクセスはゼロが続きます。それで正常です。この5本が、あなたのポートフォリオになります。
「仕事をください」と言うとき、「こういうものが書けます」を見せられます。
これがあるかないかで、この先のすべてが変わります。
Month 3〜4:最初の1件を取りに行く
ポートフォリオが5本揃ったら、仕事を探し始めます。
仕事の取り方は別の記事にまとめたので、ここでは未経験者がまずやるべきことだけを記載しました。
一つ目。
クラウドソーシングに登録する。ランサーズ、クラウドワークス、ココナラ。
「英語 ライティング」で検索して、できそうな案件に応募しましょう。
二つ目。
ポートフォリオのURLを添えて、自分から提案してみましょう。
知り合いの会社、地元のインバウンド対応をしたいお店、SNSで見つけた「英語コンテンツ作りたい」と言っている人。
「私、英語で記事書けます。こういうの書いてます」と、5本の記事を見せる。
落ちます。何回も落ちます。返事が来ないことのほうが多いです。
3つ応募して全滅は普通のことです。でも5つ、10と応募していると、1つ通る。
1本3,000〜5,000円の小さな案件かもしれない。
でもこの1件が、すべてを変えます。
「英語で納品して、お金をもらった」という事実ができる。ここでの収入は0〜10,000円くらい。
金額の話じゃないんです。「納品した」という事実が、次の扉を開けてくれる。
Month 5〜6:月1万〜3万円になる
最初の1件を納品すると、少しずつ次が来やすくなります。
クラウドソーシングでの実績が増えると、評価がつく。評価があると、次の案件に通りやすいです。
メディアに1本載れば、プロフィールに書ける。この時期は、来た案件を着実にこなしていく期間。
月に3〜5本のペースで納品。
まだ低単価が多いけど、実績を積む時期と割り切る。同時に、自分のブログへの投稿も続けてください。
クライアントの仕事だけやっていると、「指示通りに書く人」になってしまう。
自分のテーマで、自分の言葉で書く記事を並行して出す。この記事が、あとから一番の武器になったりします。
月10,000〜30,000円。
まだ月5万には届かない。「このペースで本当に5万いくのかな」と疑う時期でもある。
いきます。
ただし、ここから先はやり方を変える必要がある。
Month 7〜9:単価を上げる
ここが月5万円に届くかどうかの分岐点です。
低単価の案件を数で回す → 高単価の案件を少なく受ける。
この切り替えが必要です。
まず、クラウドソーシングで実績を積みながら、少しずつ「直接依頼」の窓口も作っていきます。
自分のブログやSNS、知人からの紹介など、クラウドソーシング以外のルートから仕事を獲得できるようにしていく。
直接依頼なら、プラットフォームの手数料がかからない分、同じ仕事量でも手元に残る金額を増やしやすくなります。
さらに、「英語でなんでも書きます」から、「日本の○○について英語で書きます」へと、少しずつ専門分野を絞っていきます。
専門性がはっきりしている人ほど、「この人にお願いしたい」と選ばれやすくなり、単価も上げやすくなります。
そして、ここまで来たら海外メディアにも挑戦してみましょう。
案件によっては、1本数万円〜10万円を超える仕事もあります。
日本のクラウドソーシングだけを見ていたときとは、報酬の基準そのものが違うことに気づくかもしれません。
ポートフォリオが20本ほどたまっているなら、挑戦してみるタイミングです。
海外メディアの案件が1本取れただけでも、それだけで月5万円という目標に大きく近づくことがあります。
ここで初めて、
「英語で書けるようになってよかった」と実感する人もいるでしょう。
そして、現在、英語ライティングの仕事にもAIの影響が広がっています。
誰でも書けるような情報をまとめただけの記事は、以前より価格競争になりやすくなっています。
一方で、
「実際にその場所に住んでいる人だから書けること」
「自分で体験したからこそ伝えられること」
「取材や専門知識がなければ書けないこと」
の価値は、むしろ高まっています。
たとえば、日本在住の日本人が、自分の目で見た日本のリアルを英語で伝える。
そこには、検索して情報をまとめるだけでは出てこない、あなた自身の経験や視点があります。
だからこそ、
「日本に住んでいる」
「日本の文化を知っている」
「日本人として感じたことを英語で伝えられる」
ということそのものが、海外向けに書くときの大きな武器になるのです。
正直、この通りにはいかない
ここまで綺麗に月単位で書きましたが、現実はこんなに整然としていません。
3〜4か月目で案件に応募しても全部落ちる人がいる。
5〜6か月目で仕事が途切れて、また0に戻る月がある。
単価がなかなか上がらず、低単価の案件をずっと回し続ける人もいる。
ロードマップ通りにいかなくても焦らないでください。
人によってペースは違う。
10か月で届く人もいれば、15か月かかる人もいる。
でも、到達すれば同じです。
途中で3か月止まっても、また書き始めればリセットにはならない。
積み上げたものは消えません。
「3か月やったけど1円も稼げなかった。もう無理」と思ってやめるのが一番もったいない。
あと3か月続ければ最初の1件が来たかもしれないのに。
一人でやりきれるか問題
ここまで読んで、「道筋はわかった。でも一人でこれ全部やるのか…」と思った人もいるはず。
一人でもできます。
この記事に書いてあることを順番にやれば、月5万円には届く。
ただ、一人だとしんどい時期が長いのも事実です。
「これで合ってるのかな」に答えてくれる人がいない。同じ方向を向いている仲間がいるだけで、越えられる壁が変わることもあります。
なので、「書き方を学びたい。何から始めればいいか全然わからないから、1から教えてほしい」という方は、まずここをのぞいてみてください。グローバルエッセイスト養成講座は こちら
まとめ
月5万円に届いたとき何を思うか。
「意外と、できたな」です。振り返ると、一番大変だったのは最初の3か月。
誰にも読まれない、1円も入らない、本当にこれで合ってるのかわからない。
あの時期を越えた自分に、「よくやったな」と思えます。
まずはここまでを一区切りに頑張ってほしいなと思います。